シラバス参照

科目名 ミクロ経済学入門 
科目名(英訳) Introduction to Microeconomics 
科目ナンバー BS238A01 
担当者
(非)は非常勤講師

菊池 悠矢

単位数
開講学年 1年 
開講セメスター 秋期毎週 
履修順序・履修情報  
担当者及び時間割 【秋学期】
菊池 悠矢:金1-2 
カリキュラムの中での位置付け 「経済学基礎」に引き続き、経済学の基礎理論のうち、ミクロ経済学の基本を学ぶ経済学の基礎科目である。 
身につく基礎力 傾聴・受信力  クリティカル思考力 



授業の主旨
(概要)
 ミクロ経済学は、市場経済の機能や問題点・その解決方法について考える学問です。その際には、消費者・企業・政府といった社会の中における登場人物がどのように行動するのか、なぜその行動を取るのかについてを考えます。このことから、ミクロ経済学は経済学のさまざまな応用分野(金融論、財政学、国際経済学など)を理解するための基礎分野であり、マクロ経済学と共に経済学の根幹をなす分野として位置づけられています。
 この授業では、社会における様々な問題に触れつつ、ミクロ経済学の基本的な考え方を解説します。 特に、消費者の行動・企業の行動・市場均衡・市場の失敗からミクロ経済学を概観します。 
具体的
達成目標
①学習したミクロ経済学の用語の意味を理解し、説明できるようになること。
②学習した事項を応用し、社会の様々な問題を考察できるようになること。 
授業計画
1 【内容】   【第1回】 ガイダンス/ミクロ経済学で学ぶこと
(授業概要、経済学を学ぶ理由、ミクロ経済学とマクロ経済学、価格メカニズム) 
【授業外学習】   (予習)テキストの第1章をよく読み、疑問点をリストアップしておくこと。
(復習)講義内容の復習を行うこと。 
2 【内容】   【第2回】 需要の理論
(需要とは、個人の需要曲線、市場の需要、需要曲線がシフトする要因、消費者余剰) 
【授業外学習】   (予習)テキストの第2章をよく読み、疑問点をリストアップしておくこと。余裕がある人は、講義内容に関連する新聞記事やニュースに目を通しておくこと。
(復習)講義内容・練習問題の復習を行うこと。余裕がある人は、予習で探した記事やニュースを授業で学んだ考え方を用いて、考察し理解を深めること。 
3 【内容】   【第3回】 消費者行動の理論
(需要の理論の背景、予算制約、無差別曲線、最適消費点の決定、価格変化の影響) 
【授業外学習】   (予習)テキストの第3章をよく読み、疑問点をリストアップしておくこと。余裕がある人は、講義内容に関連する新聞記事やニュースに目を通しておくこと。
(復習)講義内容・練習問題の復習を行うこと。余裕がある人は、予習で探した記事やニュースを授業で学んだ考え方を用いて、考察し理解を深めること。 
4 【内容】   【第4回】 供給の理論
(企業だけが供給者か、供給曲線、供給量の決定と生産者余剰、供給曲線がシフトする要因) 
【授業外学習】   (予習)テキストの第4章をよく読み、疑問点をリストアップしておくこと。余裕がある人は、講義内容に関連する新聞記事やニュースに目を通しておくこと。
(復習)講義内容・練習問題の復習を行うこと。余裕がある人は、予習で探した記事やニュースを授業で学んだ考え方を用いて、考察し理解を深めること。 
5 【内容】   【第5回】 需要曲線と弾力性
(弾力性とは、弾力性の重要性、弾力性を左右する要因、価格差別、その他の弾力性) 
【授業外学習】   (予習)テキストの第5章をよく読み、疑問点をリストアップしておくこと。余裕がある人は、講義内容に関連する新聞記事やニュースに目を通しておくこと。
(復習)講義内容・練習問題の復習を行うこと。余裕がある人は、予習で探した記事やニュースを授業で学んだ考え方を用いて、考察し理解を深めること。 
6 【内容】   【第6回】 市場の理論
(完全競争市場、市場における価格の決定、市場均衡と社会的余剰、市場均衡と分配の公平性) 
【授業外学習】   (予習)テキストの第6章をよく読み、疑問点をリストアップしておくこと。余裕がある人は、講義内容に関連する新聞記事やニュースに目を通しておくこと。
(復習)講義内容・練習問題の復習を行うこと。余裕がある人は、予習で探した記事やニュースを授業で学んだ考え方を用いて、考察し理解を深めること。 
7 【内容】   【第7回】 需要と供給で解く経済問題
(価格が上がるのに需要が増えるケース、豊作貧乏、貸し渋り論争、失業対策、価格が付かないモノ ) 
【授業外学習】   (予習)テキストの第7章をよく読み、疑問点をリストアップしておくこと。余裕がある人は、講義内容に関連する新聞記事やニュースに目を通しておくこと。
(復習)講義内容・練習問題の復習を行うこと。余裕がある人は、予習で探した記事やニュースを授業で学んだ考え方を用いて、考察し理解を深めること。 
8 【内容】   【第8回】 余剰分析で解く経済問題
(ダフ屋の存在、租税負担、飲み放題戦略、定食戦略、環境税vs環境規制) 
【授業外学習】   (予習)テキストの第8章をよく読み、疑問点をリストアップしておくこと。余裕がある人は、講義内容に関連する新聞記事やニュースに目を通しておくこと。
(復習)講義内容・練習問題の復習を行うこと。余裕がある人は、予習で探した記事やニュースを授業で学んだ考え方を用いて、考察し理解を深めること。 
9 【内容】   【第9回】 前半まとめと前半小テスト 
【授業外学習】   (予習)テキスト第2章から第8章・第2回から第8回の授業内容の総復習をしておくこと。
(復習)理解が不十分な箇所を中心に再度、前半の内容を復習すること。 
10 【内容】   【第10回】 市場の失敗Ⅰ:外部効果と公共財
(外部効果、外部効果と環境問題、外部効果の解決方法、身近なところでの外部効果) 
【授業外学習】   (予習)テキストの第9章をよく読み、疑問点をリストアップしておくこと。余裕がある人は、講義内容に関連する新聞記事やニュースに目を通しておくこと。
(復習)講義内容・練習問題の復習を行うこと。余裕がある人は、予習で探した記事やニュースを授業で学んだ考え方を用いて、考察し理解を深めること。 
11 【内容】   【第11回】 市場の失敗Ⅱ:情報の非対称性
(情報の非対称性、逆選択問題、モラルハザード、保険・学歴の経済学、金融機関の存在理由) 
【授業外学習】   (予習)テキストの第10章をよく読み、疑問点をリストアップしておくこと。余裕がある人は、講義内容に関連する新聞記事やニュースに目を通しておくこと。
(復習)講義内容・練習問題の復習を行うこと。余裕がある人は、予習で探した記事やニュースを授業で学んだ考え方を用いて、考察し理解を深めること。 
12 【内容】   【第12回】 市場の失敗Ⅲ:独占
(独占市場は存在するか、独占の弊害、どうして独占企業が登場するのか、独占への歯止め) 
【授業外学習】   (予習)テキストの第11章をよく読み、疑問点をリストアップしておくこと。余裕がある人は、講義内容に関連する新聞記事やニュースに目を通しておくこと。
(復習)講義内容・練習問題の復習を行うこと。余裕がある人は、予習で探した記事やニュースを授業で学んだ考え方を用いて、考察し理解を深めること。 
13 【内容】   【第13回】 不確実性のもとでの選択行動
(不確実性とリスク、不確実性下での判断基準、不確実性と期待効用、期待効用理論の妥当性) 
【授業外学習】   (予習)テキストの第12章をよく読み、疑問点をリストアップしておくこと。余裕がある人は、講義内容に関連する新聞記事やニュースに目を通しておくこと。
(復習)講義内容・練習問題の復習を行うこと。余裕がある人は、予習で探した記事やニュースを授業で学んだ考え方を用いて、考察し理解を深めること。 
14 【内容】   【第14回】 ゲーム理論
(戦略的相互依存、逸脱する誘引、ナッシュ均衡、ナッシュ均衡で社会を読み解く) 
【授業外学習】   (予習)テキストの第13章をよく読み、疑問点をリストアップしておくこと。余裕がある人は、講義内容に関連する新聞記事やニュースに目を通しておくこと。
(復習)講義内容・練習問題の復習を行うこと。余裕がある人は、予習で探した記事やニュースを授業で学んだ考え方を用いて、考察し理解を深めること。 
15 【内容】   【第15回】 後半まとめと後半小テスト 
【授業外学習】   (予習)テキスト第9章から第13章・第10回から第14回の授業内容の総復習をしておくこと。
(復習)できなかった問題を中心に再度、後半の内容を復習すること。 
授業方法
下記の指定テキストに沿って進められる一般的な講義方式です。 
成績の
評価方法
達成目標に従って、授業への参加度(10%)・前半小テスト(45%)・後半小テスト(45%)によって総合的に評価します。 
成績の
評価基準
定められた成績評価基準・単位認定基準(S:90点以上、A:80点以上、B:70点以上、C:60点以上)に従って成績評価を行います。
合格には、総授業数2/3(10回以上)出席した上で、評価基準に基づき60点以上であることが求められます。 
教科書
No 書籍名 著者名 出版社 価格 ISBN/ISSN
1. 『ベーシック+(プラス)/ミクロ経済学の基礎』  小川光・家森信善  中央経済社  ¥2000+税  978-4-502-17951-8 
 
参考文献


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